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天才・岡田繁幸論





 ラフィアンターフマンクラブ≒サラブレットクラブラフィアンは現社長の岡田繁幸さんが創った物でラフィアン=岡田繁幸といっても差し支えないと思う。一般的にいって岡田社長は「相馬の天才」と呼ばれている。この辺はほとんどの人に異論がないところだろうし、私もそう思ってる。実際この男の馬を見る目がなければラフィアンがここまで大きくなる事はなかっただろう。その辺は多分ほとんどの人が間違いないと思っていると思う。
 しかし・・・私が思うに・・・岡田繁幸は馬見以上に天才的な才能があると感じる部分がある・・・
 それは・・・「会社経営」についてである
 最近はいろいろな掲示板でラフィアン(以下「ラフィアン」と書いたら『岡田社長』のことだと読み替えてください)のやり方が極端すぎる書き込みをよく見かけます。
 実際に私も「極端なことをするな〜」と思います。
 最近だと「完全ポイント制の出資者決定方法」や「2歳未勝利馬の見切りの早さ」「3歳以上1勝馬でも3アウト即引退(下手したら3アウト待たずに引退)」「ポートレート生写真からカラー印刷へ・・・」などがあげられますね。
 まだまだあるとは思いますが目に付くのはこんなもんでしょう。
 これらを見て感じるのは・・・
 「ラフィアンは会員の全部を満足させようとは思っていない」ということである。
これらについて、不満な方は多くいると思います。実際掲示板なんか見ても、「こんな事やっていてはこの会社の先が見えてる」とかいろいろなこと書いてますね。まあ書いてあることは一つの意見として理解しますが、私から見ればこういう意見を持ち合わせている人は「じゃ〜今後どうするんだ?」というビジョンがまるで見えない人が多いですね。批判を書くのも結構ですが、「結局愚痴だけか?」って感じです。
結局のところ・・・
「自分の思ったようにならないと満足しない」って事なんですよ。
要するに単なるわがままです。
よその掲示板で「ラフィアンの社長がいってることは詭弁(きべん)だ」って書いてる人がいました。
まあとんでもない話・・・自分の選んだ馬が走らないからといってそんなことを書くとは・・・
まるで「だまされた!!」みたいな言い方ですな・・・・
自分で馬を選ぶ目がないから社長の言葉を信じたんじゃないのか??
ちょっと読んでいて恥ずかしくなりましたよ・・・
まあでも馬が走らないとこういうことをいう人もでてくるでしょうね〜
昔はもっとこういう人がいたと思います。
今は時代の移り変わりとともに日本人の気質も変わってきていると思いますが・・・
でも私が思うに・・・「全般的に日本人はリスクをとるのが下手」ですね
いわゆる先進国(最近日本は本当に先進国か?と思うことはあるが)の中では圧倒的に投資に関する国民の知識が低い国です。
要するにお金でお金を生む行為について「是」としない風潮があるのです。
(ギャンブルだって嫌いな人が多いことからもわかりますよね・・・ウインズ建設案が持ち上がっただけで周辺住民猛反発・・・)
正直「本当に民主主義国家か?」とは思いますが、実際それは日本人の平均貯蓄高の多さからもわかります。
(私は日本を社会主義国家だと思ってますがね・・・話が逸れるので・・・)
ビジネスに関してもそうですね。
日本人は会社をはじめるときにほとんどの人が借金をしてはじめると思います。
「そんなことは当たり前じゃ〜ないかよ!」と突っ込まれそうですが
果たして当たり前なのでしょうか?他に方法はないのでしょうか?
あります!まず一つはビジネスをはじめる前に一所懸命働いてお金を稼いで貯金をしておくこと。こうすれば借金してビジネスをはじめる必要がありません。この方がリスクは少ないと思うのですがね〜・・・
もう一つは「こういうビジネスをはじめるからお金を出してくれませんか〜」と出資を募ることです。こうすれば自分の懐は痛まないで会社設立のための資金を調達することが出来ます。実際社長はこうやってラフィアンを創りました。
・・・ただ・・・当たり前のことですが、設立当時は今以上に国民がシビアだったと思われるので資金調達は困難を極めたと思います・・・でも何とかお金が集まって・・・会社を作れた・・・まず社長が感じたのは「結果を出さなければすぐに出資者に見放される」だったことでしょう。実際「詐欺っていわれないように努力した」っていってますしね。それで結果を出し続けて好不調の波は当然ありましたが、現在に至るわけです・・・
今までも少しずつ牧場や施設を拡張させてきていましたが、特にこの2,3年は自前の牧場での生産活動にも力を入れ始めてますね。さらにはかなり高額な馬の取引も以前に比べたら増えてますよね。やっと本当にやりたいことが出来てきたということでしょうか?
 そんなこんなで現在のラフィアンに至るのですが、最近は会員数が増えて、満口馬が増加したことによってより潤沢な資金が入るようになったことでしょう。多分私が思うにあと10年ぐらいはラフィアンは安泰だと思います。ホントは30年といいたいところだが今は銀行でさえも潰れる不透明な時代なので控えめに・・・。今企業の平均寿命は20年もないそうです。これはもちろん大企業込みでの話ですから中小企業だともっと少ないでしょうね・・・一代でここまで築いた社長は凄いです。ここまで見ても社長が会社経営に秀でていることがよくわかります。

■ 会員のことを常に考えて行動できる男・岡田繁幸

 それでここからやっと本題に入ります。「ラフィアンは会員の全部を満足させようとは思っていない」と書きました。でも「全会員」から見放されたらラフィアンは当然倒産しますよね?当たり前ですけど・・・
でも一部の会員を満足させればクラブとしてはある程度の利益は確保できるわけです。
これは後で書きますが、つまり
全部の会員を満足させることはもう考えないでしょ?ラフィアンは・・・
前にも書きましたが結局自分の持ってる馬が思うように走らないとクラブがどんなに良くったって文句を言うのですよ。そんなのをいちいち相手していてはきりがありません。
ですからラフィアンは一部の会員さんに喜んでもらえるようなルールづくりを現在押し進めています。
ビジネスの世界には20:80の法則があるそうです・・・
お客さんの20%が利益の80%をもたらす・・・」
要するにその会社に対して良く買い物をしてくれ人・・・いわゆるリピーター・・・がより多くの買い物をすることによってその会社の利益が増大するということです。
残りの80%の人はいわゆる「通りすがり」のお客さんですね。
別にその会社で物を買わなくてもいいと思っている人です。
会社にとってどちらが大事かっていえば・・・わかりますよね?
今の日本企業のほとんどが新規顧客の獲得ばかりに躍起だが、顧客をリピーターにする施策や顧客の買い物単価を上げる施策を採っているところは少ない・・・だいたいビジネスの本には似たようなことが書いてあります。でもこれを実際やるところは本当に少数だそうです。
「全てのお客様に満足していただく事が会社の利益につながる」と勘違いしている経営者が多いということです。お客をリピーターにする施策を採ることをしないで・・・
ラフィアンの施策はまさにリピーターを増やして客単価を上げる・・・施策ですよね?
そう「2004年度から始まった満口馬における出資者決定方法」です。
おそらくこれをやることによって今までのように爆裂に新規会員が増えることはないとは思います。
それにこのやり方が気に入らない人の多くはラフィアンから去っていくことでしょう。
ただ!!新規会員は爆裂には増えないでしょうがこれからも少しずつ増えていくことでしょう・・・
(増える方は爆裂に増えていくでしょうが、この方式にすると辞める人が今までよりもより多くなることが予想されるために少しずつ増える・・・と予測しました)
何でこんな方式にして会員が増えるんだよ?とお思いでしょうが
それは現会員から見たときにそう思えるだけで、新しく会員になろうとする人のほとんどはそんなところ(結構重要な要素だが)をほとんど気にしていないと思います。
新規会員見込み者が気にする事は、ほぼこの1点につきます・・・・
そう・・・馬が走っているから・・・
新規会員になろうとする人にとってはクラブのイメージは数頭の走る馬によって植え付けられる物です。今なら当然筆頭はレコルト・・・さらにセレクト、モルゲン、ソロモン・・・
レコルトは「ラフィアンってやっぱり2歳戦に強いんだな〜」って思わせるに十分な活躍だし、
セレクト、モルゲン、ソロモンは「おっ?ラフィアンって3歳春までのイメージだったけど、今は古馬でも活躍する馬がいるんだな〜」って・・・
まあこんなもんですよね〜私は最初のクラブを選ぶときそのように決めなかったのですが、だいたいはそんな感じで一口クラブ選ぶのではないでしょうか??
で・・・入ってから現実を知る・・・
だいたいこんなもんでしょう。そして詐欺だの何だのいう・・・まあこんなもんです。
「そうすると今からはいる人はほとんど会員を継続しないのではないか?」という懸念もあるでしょうが、私はそんなことはないと思います。むしろ・・・「会員を続けたらいつかは良いことにありつけるよ!」と最初に意思表示をしておくことは、より優良な会員を継続させる上では有効な手段だと思います。
あとは・・・「そうはいってもポイントなんて会員数が古い人ほど有利で古い人には永遠に追いつけないじゃないか!」って思う人もいるでしょう。
そんことありませんよ!この趣味を同じペースで続けていける人は極わずかですからね!
信念を持って出資を続ければいつかほとんどの馬に出資できるくらいのポイントがたまるはずです。
2004年1次募集の3頭が異常です・・・あんなことはそんなに無いと思うし、ああなったらしょうがないと諦めるしかないでしょ??
そんなわけでラフィアンにおける最近の変革は(一部)会員のことを常に考えた変革だと思います。
・・・今まで読んでもらえればわかるでしょうが、
(一部)会員とはお金を落としてくれる20%の方を指します・・・

■ 一歩先のことを考えて行動できる男・岡田繁幸

 JRAは2歳未勝利戦や500万条件の優先出走権や出走制限制度を設けていますね。
これによって以前ラフィアンでの売りだった「出走回数が多いこと」というメリットが失われつつあります。以前は全く未勝利でも勝負にならなかった馬でも中1週や連闘などで出走させることによりより多くの出走手当を稼ぎそれを会員に還元するという手法がとられていたようですが、今はそれは出来ません
3歳未勝利戦で9着以下を3回続けると1ヶ月の出走停止・・・
正直な印象として上記のような成績の馬が今後未勝利を勝つ見込みがあるかとなると・・・
やっぱりきわめて確率が低いといわざるをえないですよね・・・
ここで小話を一つ・・・
マイネフォクシーという馬がいますよね?こちらをご覧の方でも出資している方がいると思います。
私がBRFにいった時、明和も坂路で調教見学をしていると社長が見えられて話をしました・・・
その時確かフォクシーは新馬戦人気し惨敗した後だったと思います。

社長:この前フォクシーっていう馬が新馬戦で負けたでしょ?
私:そうですね〜結構評判良かったんですけどね〜雑誌にもでてたし
社長:あれは人気する方がおかしいよ。マスコミなんていい加減なもんだよ
私:えっ?そうなんですか?
社長:最初は走ると思って購入したんだけどね〜坂路での走りを見てこれはダメだと思ったよ。
私:まじっすか〜
社長:でも先生(国枝調教師:以前預託していた調教師さん)は『社長!この馬は絶対走るから!』と
    評価してるんだよね〜私が『走らないから転厩させましょうか?』といっても聞かなくて・・・
私:でも先生が評価してるんだから無理に転厩させなくても良いんじゃないですか?
社長:いや〜・・・

それ以上は語りませんでしたが、こんな話も・・・
今は転厩していますが多分これは国枝先生が投げ出したのではなく、社長が国枝先生を納得させて転厩させたと思います。私はフォクシーに関してはたまたまこの話を聞いているのでこのように言えます。
他にも・・・いわゆる上位厩舎から下位厩舎に転厩することがラフィアンにおいては多くありますよね・・・まあこれは多分ラフィアン側から持ちかけているものでしょう。調教師さんを非難することは適切でないと思いますよ・・・
その後フォクシーは未勝利戦で超人気薄で勝利を収め今も競走馬として元気に生きています。
このようなことも全くないわけではないのですが・・・
やっぱりね〜確率の問題でかなり低いですよね〜・・・
だから立てなおすために必要な飼い葉代とその後の活躍を天秤のかけて・・・
早期の引退になっているのでしょう。
私はダメなものはダメと見切ってくれるラフィアンのやり方がとても明快で大好きなのですが
やっぱりその1頭に全てをかけるみたいな人にとってはただが2戦で引退されるのはたまったものではないでしょう。その無念さはわからないでもありません・・・
・・・がしかし・・・
「もうダメだからさっさと見切ってくれよ」と思っている会員さんがいることもまた事実なんですよ。
ラフィアンから見たらどっちも「会員」ですからね
どっち意見を採り入れてもどっちかは不満に思うのはしょうがないことですよね?
 2歳未勝利馬で2,3戦して見込みがなさそうな馬なら、ラフィアンはすぐに引退となってしまいますよね?さすがにドライの私でもこれは早いとは思いますが・・・でもね〜だからって立て直して放牧してその馬が走るようになるかっていえば・・・その確率はかなり薄いですよね?フォクシーはまさに希有な例であれを全ての馬に期待することはどうかと思います・・・
早期引退はラフィアンの「いい面」ととらえた方が・・・ストレスはたまらないと思います。
実際未勝利戦の成績による出走制限により成績が悪い馬はさらにコンスタントに使えない状態ですしね・・・こんな事普通の競馬ファンは知らないでしょう?
 まあ長く書きましたがつまり何がいいたいかというと・・・
社長はある程度先のことを考えて行動してるってことですよ・・・

■ もうすぐ引退・・・

 社長も今54歳。普通に考えればまだ現役バリバリの年ですが、どうもお体の調子がよろしくないようなのでもしかするともうすぐ引退するかもしれません。だからこそクラシック、クラシックって焦ってるのでしょうね。本人はどう思ってるかわかりませんが、少なくとも私は焦って焦ってしょうがないって感じがしますね。それとともにこの会社を息子さんに禅譲する前に基礎をがっちり固めておきたいっていうのもあるでしょうね。だからこそ今この改革をしていると思います。今の社長が好きでたまらないって人は多分多くの人が社長の引退とともにラフィアンを辞めるんでしょうね〜そうなれば多分会員数も減るし、売り上げも落ちるしラフィアンの企業自体はあまり良いことはないです。
 だからこそ!今の改革なんです。私は岡田繁幸の事を不世出の大天才だと思っているし、息子さんはおそらくこんなにカリスマはないと思います。だから代替わりしたときは売り上げに多少なりとも響くでしょう。
 でもこの改革を押し進めておけば、残っていく会員は多分こんな感じになります。
  • 自分の馬さえ走ればいいと思っている会員
  • 複数頭を持つ会員(2,3頭ではなく毎年5頭以上の会員が増える)
  • ある程度長いスパンでものを見る会員
  • 馬のことを経済動物だと思っている会員
  • ダメな馬はとっとと引退させてくれと思う会員
  • ラフィアンの雰囲気ではなくシステムのみ気に入った会員
  • 何というかさめた会員
  • 投資や利回りで一口始める会員
まだあるとは思いますが・・・とにかく何人かで楽しむ・・・と言うよりはなんとな〜く冷めた目でものを考える人がよりいっそう増えていくでしょうね。これはラフィアンとしてはこうなる・・・というのを考えてこの改革を押し進めているのかどうかはわかりませんが、意図してるかどうかは別にしてこうなることでしょう。
 でもこうすることによって、代替わりをしても「ラフィアンが今まで通り馬を走らせてくれればそれでいい」っていう考えを持った会員は辞めようとか出資を減らそうとか思わないでしょ?そりゃシステムが「冷めた会員」に対して悪い方に変わっていったならば辞めていくのでしょうが・・・多分それはないでしょ。
 結局馬が走るって事が会員の継続、新規会員の獲得・・・つまりはラフィアンの売り上げに直結するんですよね〜・・・ただこの改革によってラフィアンをより冷めたものにして会員の何というか・・・選別・・・を今してるんでしょう。

■ 代替わりに際して・・・

 息子さんに代替わりしたときは、一時的に売り上げは落ちるかもしれません。でも変わったところでラフィアンの勝ち上がり率が急激に落ちる事って考えられませんね。まあ3割5分ぐらいまでは落ちるかもしれませんが・・・さすがに3割まで落ちて3年ぐらいこれが続くようならちょっと私も考えますが・・・
 それに私が思うに息子さんの相馬は悪くないと思います・・・いやこれは根拠は何もなくてただ私がそう思ってるだけなんですけど・・・それにおそらく・・・息子さんはお父さんに相馬以上のものを受け継いでいます。
 それは・・・会社経営の微妙なさじ加減ですね。
噂で聞いたのですが今年の募集価格は息子さんが設定したと聞きました・・・それで満口馬続出・・・
もし噂が本当ならば息子さんの金銭感覚というか出資馬の値付けは絶妙ですね・・・
きちんと我々の心理を理解していないとこういう絶妙な値付けは出来ませんよ・・・
 もうラフィアンは他人にお勧めできるクラブではなくなったと感じます。私も今なら絶対「社台・サンデーが良いよ」って間違いなくいいますね(笑)
でも私はラフィアンを辞めようかなんて夢にも思いません。今ここで辞めるのは非常に中途半端です。それに私のように現実主義者にとってはラフィアンは最高のクラブです。現実というものをまざまざと見せつけてくれますよ、ラフィアンは・・・。逆に夢は全く感じないですがね・・・
 なんか結局どんなコラムを書いても結論は一緒になりますな・・・

 自分にあったクラブを探して人生をより有意義に過ごせるように・・・

 これを読んでそう考えてくだされば幸いです。

■ 今後のラフィアンに期待すること

 ん〜別に今のままでいいですね〜馬は80頭の中から私が選びますから・・・ラフィアンで本当に欲しい馬なんてそんなにいないよね・・・まあボチボチ欲しい馬はいるけど・・・もっとポイントためてストレス無く馬選びをしたいな〜来年以降も頑張るぞ!!
 息子さんには・・・社長の会社経営・・・のノウハウをもっと学んで欲しいな〜
社長を馬見で超えることはまず無理だからね・・・

社長にはあまり無理しないでボチボチ頑張って欲しいもんです・・・
健康が一番ですよ・・・

(文中敬称略しているところがあります。社長ごめんなさい・・・)




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